歌碑に学ぶ(No.5)~清少納言歌碑 『泉涌寺』
「夜をこめて 鳥のそらねは はかるともよに逢坂の 関はゆるさじ」(百人一首・第62番) (歌意)夜であることを隠して鶏の声を真似て番人を騙そうとしても、(中国の函谷関の故事ならともかく、私たちの逢瀬を)逢坂の関は決して許しますまい。*夜深いうちに帰った男の弁解に、再訪を婉曲的に断る気持ちを歌う。
Updated Date : 2025-01-23 21:10:44
Author ✎ 京都再発見
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百人一首の歌を刻んだ清少納言歌碑(泉涌寺)
清少納言は月輪のこのあたりに隠棲し朝夕、皇后・定子の「鳥辺野陵」を拝しながら生涯を終えた。 建立・・平安博物館、揮毫者・・日比野五鳳 撮影日(2025年1月13日)
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泉涌寺
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