俳句と俳画の秀作展から  『嵯峨嵐山文華館』
テレビ番組等の影響で近年人気の俳句だが、海外でも「Haiku」として知られている。そんな俳句を芸術の域に高めたのが「松尾芭蕉」。また俳画は俳句と絵が1つの画面にかかれた作品で多くの俳人たちが揮毫しているが「与謝蕪村」の俳画は、俳句に詠まれた情景や事柄をそのまま描くのではなく(本文へ続く~
Updated Date : 2024-12-28 11:50:39
Author ✎ 京都再発見
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見る人の想像が膨らむような趣向が優れている。 この展示会では芭蕉の『「ふる池や」短冊』、芭蕉自ら文章と絵を記した「野ざらし紀行図巻」や、蕪村の弟子や同時代の画家が描いた俳画の優れた作品が紹介されている。
「野ざらし紀行図巻」から~⑯鳴滝の梅林
「注」野ざらし紀行・・芭蕉が奈良・京都・大津・名古屋を訪ね、江戸へ帰るまでの9か月にも及ぶ旅の紀行文で絵が添えられている。
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「野ざらし紀行図巻」から~⑰西岸寺(油掛地蔵)
境内に芭蕉翁の塚がある(次の写真をご参照)。
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「百花譜」に描かれた花から春の部分
「注」芭蕉に絵を教えたとされる森川許六の筆
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嵯峨嵐山文華館
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