「京おどり」の鑑賞と周辺の見どころ 「瓜生山学園 京都芸術大学」
宮川町の「京おどり」は歌舞練場が改築中のため、左京区北白川の春秋座で開かれている(4月9日まで)。会場となる京都芸術大学は、西欧文明に対して、吉田松陰や岡倉天心のこころを引き継ぐ東洋の思想を基盤にした教育を目指した。「京おどり」と併せ学内の主要なスポットにも触れたい。
Updated Date : 2023-04-09 13:09:17
Author ✎ 京都再発見
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京おどり
全員が舞い踊るフィナーレの宮川音頭(会場の撮影が禁止のため、リーフレットから)
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京都芸術劇場 春秋座の入口
瓜生山学園 京都芸術大学内
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吉田松陰の銅像 (瓜生学園 京都芸術大学構内)
創設者が松蔭の本に出会い刺激を受けて当大学を設立に至ったという。銅像には“至誠にして動かざる者は未だ之あらざるなり”との松蔭の言葉が表記されている。
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人間館ピロティに設置された岡倉天心像
岡倉天心は明治時代のはじめ、フェノロサに師事し、のちに東京美術学校(現 東京藝術大学)の初代校長となった人物。彼は西洋の美術にも深い造詣があったが、あくまで東洋の心を忘れず『日本の目覚め』『茶の本』などを著した。 「藝術立国」「京都文藝復興」をかかげる当大学にふさわしい人物の彫像といえよう。
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瓜生学園 京都芸術大学
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