フォト俳句(695) 『京都淀池塘彩なす櫻花』
京都市伏見区淀の水路の河津桜は早咲きで有名ですが、訪れたのは今年が初めてでした。
「注」池塘(ちとう)・・池のほとり。 なお以下に「池塘」の表現を用いた私の好きな漢詩を記します。
Updated Date : 2023-04-06 10:48:38
この記事のシェアをお願いします。☺
少年易老学難成(少年老い易く 学成り難し)
一寸光陰不可軽(一寸の光陰 軽んず可からず)
未覚池塘春草夢(未だ覚めず池塘 春草の夢)
階前梧葉已秋声(階前の梧葉 已に秋声)
「口語訳」
少年はあっという間に老いてしまうのに、学業を成すのは難しい
故にほんの少しの時間だからと軽く考えてはいけない
池のほとりに茂った若草の上で見た、春の夢からさめてもいないのに
階段の前にある青桐の葉はすっかり秋の風に吹かれているのだから。
淀の堤
34.904449549269735
135.7177893072367
0
0
0
15
34.904449549269735,135.7177893072367,0,0,0
この記事のシェアをお願いします。☺
関連記事
花手水シリーズ(No32)~飾り花 『THE GENERAL KYOTO』 | |
源氏物語ゆかりの地(No.26)~陰陽師の墓 『安倍晴明墓所』 | |
足利義満ゆかりの寺院 『鹿王院(ろくおういん)』 | |
フォト俳句(813) 『百合牡丹芍薬植えて冬を越す』 | |
舞妓さんの舞とジャズを楽しむ 『百千足館・能舞台』 |