神になった人々(41)~小野篁(おののたかむら) 『小野篁神社』
小野篁(おののたかむら)は漢学者で歌人。学問・使節の神として、小野一族を祀る小野神社(大津市小野)の摂社に祀られている。全国的にも珍しい「切妻造平入」の本殿は国の重要文化財に指定。参道脇には小野小町の供養塔などもみられる。また小野神社の境外摂社として、小野妹子(いもこ)神社、小野道風神社などもある。
Updated Date : 2026-06-03 18:12:10
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小野篁神社本殿
京都の六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)には、二つの井戸があり、法律にも精通していた小野篁は、閻魔大王から政務能力を乞われ、「冥途(めいど)通いの井戸」と「黄泉(よみ)がえりの井戸」を通って現世と冥界を行き来し、昼は政務・夜は閻魔大王の副官として冥府の裁きを行ったという伝説が残っている。
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境内にある小野篁の歌碑
〝わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海人の釣舟”
現代語訳「大海原に散らばる多くの島々を目指して舟を出した」と、都にいる愛する人に伝えておくれ、漁師の釣舟よ。
この小野篁の和歌は、流刑に処される際の悲哀に満ちた心情を歌にしたもの。
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